本来であれば夫と同じタイミングで渡航できれば良かったですが、
今の仕事を続けたいという葛藤もあって決断が遅れ、
夫とは3か月遅れでイギリスへ向かうことになりました。
夫の引っ越し時は自分の必要なものを持っていくだけでよかったのですが、
夫の必要なもの以外すべてを残され、一人で引っ越し作業をするのが本当に辛かった。
今後同じ状況となる方のために、引っ越し作業の流れを書いていこうと思います。
引っ越しの流れはこんな感じ
見積り
これはそんなに大変ではなかったです。引っ越し業者のお兄さんが1人見積もりに来てくれて、
これは持っていく、置いていくというのを伝えるだけ。
結構家の隅々まで見られるので、見られると恥ずかしいものは隠しておきましょう。
ちなみに私は直前に部屋を片付けようと思っていましたが、仕事がちょうど忙しくなり、
だいぶ散らかった状態でお兄さんがご到着!
そういう時に限って若くて爽やかなお兄さんが来るから困るよねぇ。
おじさんだったら恥ずかしくないのに。
見積りでは航空便・船便・倉庫行き(日本に置いていくもの)を伝える必要があります。
当時は何をイギリスに持っていくかをざっくりしか決めていませんでしたが、
航空便・船便どちらで運ぶかまでがっつり聞かれるので、事前に考えておくことをおすすめします。
スキーやゴルフバッグなど普段使わずに押し入れの奥に入っているものは伝え忘れがちなので、
忘れないように要注意。(最悪、伝え忘れてもよっぽど荷物が多くない限りは何とかなります。
不安な場合は少し多めに荷物を伝えるようにしましょう。)
引っ越し業者の決定
今回は見積りを出し、同じ容量でより安く運んでもらえる業者を選定しました。
サカイ・ヤマトの2つで比較したところ、私たちの場合はサカイを選ぶことに。
引っ越し日の予約・書類の提出
引っ越し業者が決まった後は引っ越しの日程を決める。12月に引っ越しをしたが、年末は引っ越し業者さんも忙しいようで、できるだけ早めに日程を伝える必要がありました。
もしこの時点で渡航日が決まっていなければ、早めにチケットの手続きをしたほうが良さそうです。
また、引っ越しに関する書類を提出しますがこれはそんなに難しくありませんでした。
私が提出したものは申込書・高価なものを運ぶ際にかかる保険に関する書類でした。
赴任コンポの申し込み
ANAでは赴任コンポというサービスがあり、通常2つまで大きな荷物を預けられるのですが、
こちらのサービスに申し込むと最大4つまで預けられます。空港までのタクシーも用意してくれるので、
とても便利です。こちらに預ける荷物にありったけの食品やすぐに必要なものをいれました。
買い出し
引っ越し前はバタバタするので、事前に日本から持っていきたいものを買っておきましょう。
私は無印とツルハドラッグで爆買いおばさんになりました。
買っていったものリストは今度どこかの記事で書きますね~。
仕分け
航空便・船便・倉庫・廃棄・実家に避難したいものを分けます。
仕分けが一番のヤマです。がんばりましょ。
お勧めの仕分け方法は、壁にマスキングテープで境界線を作り、
航空便!
船便!
倉庫!
廃棄!
と壁にペタペタ紙を貼っていくことです。業者の方にも好評でした。
(WEB会議でこの様子を見られるとめちゃくちゃ恥ずかしいのでバーチャル壁紙設定は忘れずに)
お部屋がたくさんあればよいのですが、案の定住んでいた部屋はリビングと寝室しかなかったので、
モノで溢れましたとさ。ちょっと部屋がきたないメンヘラな女の子になった気分。
一時帰国の際に取り出しが必要なものは実家に避難
倉庫に入れた荷物はいつでも取り出せるのか引っ越し業者に問い合わせたところ、
取り出しは出来るものの業者のみの立ち入りで、箱単位での取り出ししかできないとのこと。
しかも1回取り出すのに確か3000円?くらいかかるそうです。
てっきり自分で倉庫まで取りに行けるもんだと思っていたのですが、
取り出しがめんどくさそうなので、実家に避難することにしました。
私の場合は通帳や印鑑は実家に預けました。(イギリスに日本の通帳持って行っても仕方がないので、、、)あとは先輩から譲り受けた結婚式小物とかドレスとか。
大事なものだけどイギリスに持っていくのも違うなぁというものはぜひ実家に疎開させましょう。
廃棄
廃棄作業は業者さんにお任せなので特にやることはないのですが、業者さんを見つけることが大変でした。
トラック1台貸し切りパックみたいなのを探したのですが、結構高かったり、電化製品のみで家具や壊れたものは引き取ってくれなかったり。
いろいろWEBで探してみましたが、クラシルで見つけた業者さんの評判が良かったので、
そこを予約しました。
トータルで22000円でしたが、粗大ごみを出す手間を考えると仕方がない。
15年くらい使ってタイヤがパンクした自転車・サドルがない自転車・そのままだと外に出せないのでぶっこわしたIKEAのベッドとかも持って行ってくれました。
エアコン・食洗器の取り外し
寝室のエアコンは引っ越してから大家さんに許可を取って追加でつけていたので、
エアコンを取り外す必要がありました。こちらは引っ越しパックのサービス内で無料です。
また食洗器は自費で4400円払って外してもらいました。Youtubeとか見れば素人でも外せるっぽいのですが、壊して修理費がかかると嫌なので素直に業者さんにお願いしました。
ちなみに洗濯機は無料で外してくれました。
引っ越し作業
仕分けは7割くらいしか終わっていませんでしたが何とかなるさ精神で当日を迎えました。
サカイのお兄さん達がてきぱき荷物を詰めてくださるので、こんなにやってくれるんだったら箱詰めしなくてよかったやないか~い!と思わず心の中で叫びました。
航空便・船便は業者の方が詰めなくてはいけないということで、
前日に私が頑張って詰めた箱は見事入れ直されていたのでした。早く言ってよね!昨日もっと寝られたのに!
留学経験のある友達にナプキンは大量に持っていけと言われていたので、ドラッグストアで爆買いおばさんしてきたのですが、お兄さんに丁寧に箱詰めされてとっても恥ずかしかったです。
ちなみにサカイでは船便・航空便で食品は輸送できないのでご注意ください!
その他の煩雑な手続きも忘れずに
引っ越しに伴い、市役所やら郵便局やら銀行の手続きやら、やらなければいけないことはたくさんあります。
こちらは引っ越し当日になるとバタバタしてできないので、
1日前までには終わらせておきましょう。
結論:引っ越し作業は余裕をもって&誰かに助けてもらうべし
1か月以上準備期間はあったのですが、ギリギリにならないとできないタイプの私は、
案の定てんやわんやでした。3日くらい前には完全に終わっているぜ!ぐらいの計画性で準備を進めましょう。どうせ直前はやることがいろいろ出てきてバタバタします。私みたいにならないように、お気を付けください。
また、今回しんどかったのが手伝いを頼めなかったことです。私の実家は東京から離れており、
夫の実家に頼むこともできたのですがあんまりごちゃごちゃした状態の家を見られるのもなぁ、、、。
という感じで、「引っ越し作業順調なのでお手伝いは大丈夫です!(キラッ)(嘘)」とお断りしました。
友達もコロナ禍でわざわざ来てもらうのもなぁ、そもそもお礼ってどうすればいいんや!って感じで頼めませんでした。
今思えば、結構かつかつだったので友達や夫の実家を頼っても良かったのかなぁと後悔しております。
以上です!ワンオペ引っ越しにはくれぐれもご注意を!